こころとからだの健康にお悩みのかたに、全人的なケアを大切にする医療をご提供します。

　胎児 4D 超音波像は、胎児 3D 超音波像に 「時間」 という要素を加えた動画です。これによってお子さまの様子がよりリアルに、通常の胎児 2D 超音波像よりもはるかにわかりやすく、そしてかわいらしく映ります。時にあくびをしたり、笑ったり、顔をしかめたり、指しゃぶりをしたりする様子がみられるかもしれません。

　妊娠初期から妊娠20週未満はお子さまの全体像がわかりやすく、妊娠20週以降は一画面に全身がうつらないものの、顔や手などのパーツの表情がはっきりとみえるようになります。妊娠30週以降は、パーツごとの表情がよりふっくらして、お子さまの成長や発育がより身近に実感できる印象的な体験になるでしょう。

【現在の使用機器　経腟像 Voluson P8　経腹像 Voluson Expert 20】

①妊娠10週までは性別判定できません。妊娠11週は判定精度が70％程度と低いため原則的に実施しません。

②妊娠12～13週は、胎児の会陰部の正中矢状断を前方から描出し、腰仙部の皮膚に対する生殖結節の角度を測定して性別判定します。妊娠週数が進んで外性器の特徴が変化し、最終的に判定がかわる可能性があります。

妊娠12週・男性型 （生殖結節角度≧30度）

妊娠12週・女性型 （生殖結節角度＜20度）

③妊娠14週以降は、胎児の外性器が男性型 （陰茎＋陰嚢） か女性型 （陰核＋陰唇） か、をみて性別判定します。性器の形態や機能が変化する先天性疾患 （性分化疾患） のため、最終的に判定がかわる可能性があります。

妊娠24週・男性型 3D 陰茎＋陰嚢

妊娠26週・女性型 3D 陰核＋陰唇

※ほかの病院やクリニックに通院中の妊婦さまに、本検査を有料で実施しています。

※当院で妊娠14週以降の妊婦健診時に、通常超音波検査の時間内で本検査を無料で実施しています。お子さまの位置・向き・姿勢の影響で、検査時間を延長して判定をご希望であれば有料です。

※妊娠13週未満の性別判定精度は相対的に低く、超音波検査は遺伝学的検査の意味合いをもち、また遺伝医学関連学会の 「遺伝学的検査に関するガイドライン」 は胎児の性別告知を原則的に禁止しています。この時期の性別判定は 「超音波検査上は〇〇型である」 という、断定できない表現で情報提供される点についてご理解をお願いします。

自由診療費用のご案内

検査セット： 胎児性別評価＋胎児 3D/4D 超音波検査＋推定胎児体重 （または頭殿長） 測定

※お子さまの先天性形態異常のスクリーニングは本検査に含まれません。

当院で妊婦健診中の妊婦さま

※妊娠14週以降の妊婦健診時に、通常超音波検査の時間内で判定する場合は無料です。

他院で妊婦健診中の妊婦さま