女性が悩むさまざまな健康問題を、婦人科的な視点と内科的な視点から解決します。
- ●かぜ症候群
- ●花粉症
- ●アレルギー性鼻炎
- ●アレルギー性結膜炎
- ●じんましん
- ●メタボリックシンドローム
- ●内臓脂肪型肥満
- ●糖代謝異常
- ●高血圧症
- ●脂質代謝異常
- ●高尿酸血症
- ●冷え性 (冷え症)
- ●骨粗鬆症
- ●慢性便秘
- ●慢性疲労
- ●急性膀胱炎
- ●過活動膀胱
- ●鉄欠乏性貧血
- ●潜在性鉄欠乏症
- ●精神不安定や不眠症
1)冷え性 (冷え症)
常に手足や腰が冷たい症状 (体質) が冷え性 (冷え症) です。これが原因で頭痛・肩こり・腹痛・便秘・下痢・胃もたれ・腰痛・手足のむくみ・月経不順・慢性疲労感・肌荒れ・薄毛・脱毛・集中力低下・抑うつ感・不眠症などを引き起こしているかもしれません。生活習慣や生活環境を含めて原因を一緒に考え、お一人お一人に最適な治療をご提案します。
2)骨粗鬆症
骨の中がスカスカになってもろくなり、わずかな衝撃で骨折しやすくなる疾患です。折れた部位によって急に要介護状態になる場合もあり、日頃からの予防意識が重要です。特に女性は閉経後に急激に骨密度が減るため、無症状でも骨密度を定期的に測定し、適切な食事と適度な運動を心掛けるとよいでしょう。
3)過活動膀胱
自分の意思と無関係に膀胱が勝手に収縮する疾患で、脳や脊髄の病気などに伴う場合と、加齢・骨盤底筋群の衰え・冷え性 (冷え症) に伴う場合があります。医療面接 (問診)・「過活動膀胱症状質問票」 による点数付け・検査などで総合的に診断します。以下の症状に当てはまる場合には過活動膀胱の疑いがあるため、早めにご相談ください。
・昼間の活動中に10回以上排尿する
・夜間の就寝中に尿意で2回以上目が覚める
・急に排尿したくなり、我慢しづらくなる場合が多い
・急に排尿したくなり、我慢できずにもらしてしまう
〔過活動膀胱症状質問票〕
最近一週間の状態に最も近いものを選択してください。
※質問3が2点以上で、合計点数が3点以上であれば過活動膀胱が疑われます。
※過活動膀胱が疑われる場合で、合計点数5点以下は軽症・6〜11点は中等症・12点以上は重症です。